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TOEICスコアアップのコツ

リーディングの学習法(文法編)

TOEICでいわゆる「文法問題」として文法の知識と運用力が直接的に測られるのが、Part 5(短文穴埋め問題) とPart 6(長文穴埋め問題)です。「4択式なのに運用力?」と思うかもしれません。ですが、文意や構造から空所に適した語がどれかを判断するのはまさに運用力のなせる業であり、聞いた・読んだ内容の理解度を4択式で測るPart 1~4とPart 7では基本的に問われないスキルです。とはいえ、リスニングのスクリプトやPart 7の長い文書(記事、Eメール、レターなど)を理解するにも基礎的な文法知識は必要ですし、スピーキングやライティングのスキルを下支えするのもこの文法運用力です。

 

具体的なPart 5・ 6対策ですが、分厚い文法書を買ってきて1ページ目から読んでいくことは英語力アップにはなっても、労力のわりにTOEICのスコアアップにはつながりません。まずは薄めの問題集または模擬テストを解いて、問題傾向と自分の「TOEIC解答力」を知りましょう。その上で、どの程度文法知識の基礎を固める必要があるか、改めて作戦を立てましょう。文法にあまり不安のない人はTOEIC形式の問題をどんどん解いていき、演習を通じて文法知識や運用力の「穴」を探しましょう。

 

TOEICの問題演習に関しては、まずは「質」を重視してください。問題を解いたら解説を熟読し、解答のプロセスと正解の根拠を「人に説明できるくらいまで」理解しましょう。少なくとも、問題文の主語と述語動詞はすべて指摘できるようにしておくこと。そして同じ問題を繰り返し解いて、解法パターンを覚えます。次は「量」です。新しい問題をたくさん解いて、覚えた解法パターンの使い方を身に付けます。最後に「本番調整」。公式問題集またはそれに近いクオリティの模試を解いてください。公式問題集のPart 5・ 6で使われている語彙は他のパートでも登場する可能性が大きいですから、問題文をまるごと覚えてしまうのもスコアアップには効率的です。

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