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TOEICスコアアップのコツ

リーディングの学習法(読解編)

TOEIC Part 7の読解問題で特徴的なのは、短時間で大量の情報を処理する能力が必要だということです。日本語を介さずに英文を情報として次々と処理していく「スピード感」と、4つの選択肢と本文の内容を照合する「緻密さ」の両方が要求されます。日頃からの英文記事を読む、ネット配信されているニュースのスクリプトを読む、DVDの英語字幕を読むなど、英文リーディングを生活の一部にできるといいですね。

 

具体的なPart 7対策としては、まず「問題を解く際に(あるいは解いた後に)正解の根拠を見つける」ことを習慣づけましょう。なんとなく雰囲気で正解を選んでいては、いつまでも「魅力的な不正解」を選ぶ状態から抜け出せません。問題集を解くならできるだけ解説が丁寧なものを選びましょう。またビジネスや日常生活でよく使われる表現がPart 7の文書にはたくさん含まれています。問題を解いた後、文書に登場した単語・フレーズはその背景を含めて覚えてしまうといいでしょう。

 

英文を読むこと自体がツラいという人は、一度和訳を読んで大意をつかんだ後、再度英文を読んでください。1文ごとに英文と日本語文を行ったり来たりするのは、トレーニングのごく初期段階以外ではあまりお勧めできません。1文ずつ細かく分析的に読むよりは、英文の上に目を走らせながら返り読みをせず大意を取っていく練習が、Part 7の読解問題には効果的です。もちろん知らない単語をチェックしたり、必要があれば文構造を確認したりするのはむしろ推奨しますが、パラグラフ毎の大意やパッセージ全体の主旨を読み取ることはリーディングの学習には欠かせません。

 

また「精読できない文書は速読もできない」と言われるように、正確に読む力と素早く情報を取る力は表裏一体です。「難しいな」と思う文書はスピードを落として丁寧に読む、「読みやすい」と感じる文書は思い切ってスピードを上げるなど、リーディングのペースに緩急をつけることも得意になっておいてください。文書中の解答根拠に相当する部分は正確に読み、選択肢と文書の内容を丁寧に照合する作業を行うPart 7では、こうした読解のスピードコントロール力が活きてきます。

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