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学生の体験記:2013/8/11~8/22
タイ探検隊「クラビ漁業研究開発センター」訪問

私たちは、後半の2週間でタイ南部のクラビにあるタイ政府機関の水産研究所に行ってきました。日本にはあまり馴染みのないクラビですが、かなり有名で評判の良いリゾート地でもあります。そんなイメージとはかけ離れ、辺鄙なところに研究所はあります。もはやモーターサイなしでは生活できないようなところです。初めの何日間かは、これから起こるサバイバルな生活にかなりの不安を持ちながら過ごしていました。しかし、周りにいるスタッフの方々の暖かい気遣いや優しさがあり、楽しく活動することが出来ました。

研究所では主にクエ・ハタ類の一種であるグルーパーの養殖、品種改良を行っています。その他には、アネモネフィッシュと呼ばれるクマノミの新種の開発なども行っています。この研究所では、初めてグルーパーの養殖で成功したということもあり、養殖に非常に力を入れているのを感じました。私たちは、グルーパーの成長を追う為のIDの打ち込み、アネモネフィッシュの養殖、養殖場の水質検査、養殖魚を出荷する為に必要な検査などを体験しました。

生活面では、初めの頃本当に苦労しました。レストランが施設前にあるにはあるけど、4時半には閉まってしまいますしミニショップにもこれといった食料がないこともありました。しかし、市場に行ったりしているうちに、7時過ぎまでレストランが開くようになり、なんとか食べていけるようになりました。食事面では、初めの頃に聞いていたほど困ることもありませんでしたが、一番困ったのは水でした。今の時期タイでは雨期ですが、今回はほとんど雨が降りませんでした。おかげで水だめの水が少なくなり、そこの方に溜まった泥が一緒に出てきていたのです。蛇口をひねっても茶色の水しか出ない日が何日も続きました。シャワーを浴びることが出来ずに、海に行ったりオフィスにまで顔を洗いにいく日もありました。最終的にはタンクで水を買ってきて、タンクから水をくみシャワーを浴びていました。文章で見るとずいぶんとひどい生活を送っていたように思えますが、実際は「大変だな、でもなんとかしよう!」という発想しかなく、つらいと思うこともそんなにありませんでした。それもこれも私たちがサバイバル力に長けているからなのかもしれませんが...

いずれにせよ、非常に楽しい二週間でした!!

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