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派遣先企業の声
Johnson & Johnson 黒川氏(シンガポール)

Regulatory Affairs Manager 

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弊社からは日焼け止めの新製品の提案、という難しいテーマに取り組んで頂きました。二期生諸君に初めてお会いした時は、いかにも学生の可愛らしい子達という印象を受けました。初日の発表はぎこちなく、相当の緊張が伝わるものでした。また我々は学生ならではの自由な発想を期待していたのですが、学生達は『こんなものは現実的じゃない』とわざわざ自分たちで発想の幅を制限していたようです。  しかしながら、初日の発表とディスカッションの中で、彼女たちは多くの気付きを得てくれたようでした。なぜなら、最終プレゼンテーションをすばらしい形でまとめて来たからです。 最終の発表は落ち着いており、独自に行った市場調査の結果を分析し、そこから新製品の提案まで論理だてて組み上げて来ました。初日との違いは見てわかるくらい歴然としており、わずか3日間で人はこうも成長するものかと驚かされました。  二期生の素晴らしかった点は、シンガポールの多様性を十分に活用したということです。市場調査だけではなく、地元で出会った大学生をプレゼンテーションにまで引っ張り出して、最終成果物に生かしました。これは、日本では体験できない異国でのダイバーシティを見事に活用した成果であると言えると思います。ここに海外で研修を行う成長の機会と面白さがあるのだと実感させられました。 日本は、多様性を生かすことがあまり上手くないような感じがします。年齢・男女差という基本的なことも、まして外国人と一緒に働くとなると、プロジェクトを進行させることで精一杯。より上手く多様性を生かし、イノベーションを起こすということは苦手な感じを受けます。しかし、今回の二期生は、多様性を見事に活用し、わずか3日間で成長を実感させてくれました。本研修でダイバーシティの活用ということも学んでくれたのは間違いありません。これこそまさにグローバル人材に求められているものの一つであり、単なる英語研修とは一線を画す海洋大学のプログラムならではの成果といえるのではないでしょうか。  近い将来、このプログラムから世界に誇るグローバル人材が輩出されることを強く期待させてくれる二期生でした。今後の活躍を非常に期待しております。

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