なぜ進級要件がTOEIC「600点」なのでしょうか?
前身の海洋科学部ではTOEIC 600点をクリアするのに必要な英語技能を「英語基礎力」と位置づけ、その基礎的なスキルを学部3年生までに身に付けてもらうべく、4年次の600点進級要件化に踏み切りました。多くの英語能力試験がある中でTOEICを選択したのは、本学の伝統でもある産業界に直結した活躍を学生時代から意識してもらうには、ビジネスでのコミュニケーションで必要とされる、聞く・読む力を測るテストであるTOEICを指標にするのがふさわしいという背景があります。またTOEIC 600点は、「使える英語の入り口」とも言われています。就職を目指す学生も大学院へ進学する学生も、600点をクリアすることで実践的な英語スキル養成へ向けての「基礎工事」が完了すると言えるでしょう。