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英語化支援策とFD研修

第6回大学院授業英語化FD勉強会を開催

2016年4月26日(火)の第5回に続き、2016年6月14日(火)午後6時より品川キャンパス第2会議室
にて、第6回大学院授業英語化FD勉強会を開催しました。
藤田大介先生(海洋生命科学専攻准教授)、大島敏明先生(食機能保全科学専攻教授)を話題提供者に
迎え、両先生に様々な授業の工夫やご経験をお話しいただきました。
初参加くださった先生も多い中、今回も活発な意見交換の場となりました。

 藤田先生のお話
水産試験場職員時代は外国人の接遇を担当していた。
   英語による授業も自己鍛錬の場としてとらえている。
大学院でいきなり授業が英語化されたら学生もツラいだろう。
   学部の講義も積極的に英語化し、英語文献講読に慣れてもらうよう工夫している。
   学部生はよく順応している。

難しい部分は平易な英語で言い換えたり、図解したりして理解を促している。
   それでも厳しい場合には日本語で補足する。
科学論文は正確に読み取る必要がある。
   「人に語れるまで」「自分で書けるまで」理解することが肝要。

大島先生のお話
学部(2年生)の授業も英語化している。Web上にある英語資料が役に立つ。
英語で作成した講義用スライドは学習支援室システムを通じて学生に共有し、
   事前・事後学習を促している。
4年生のゼミでは、日本語より英語の方がディスカッションの内容が深まる印象がある。
日本語では、授業が教員からの一方通行になりがち。
   英語だと、自由な発想で発言しやすいのではないか。
大学院の授業では、以前行っていた英語文献の輪読をやめた。
   現在は、内容を詰め込みすぎず、英語→日本語→英語→と丁寧に説明している。

また、ご参加の先生方からは以下のようなご意見をいただきました。
「学部授業の英語化も進める必要がある。1年次10%、2年次20%といった数値目標があってもいいのではないか」
「もはや知識詰め込み型教育は通用しない。知識をどう使い、どう発信するかを問う教育プログラムを提供する責任が大学にはある。知識のインプット段階はWeb上で公開されているオンライン講義等を利用して
アウトソースし、授業ではそのインプットをもとに学生がアウトプットするようなスタイルを普及させる
べきだろう」
「大学院授業英語化はその『中身』を問う段階に来ている。次回でこのFD勉強会は一区切りつくため、それ以降はテーマ別のセッションを開催してもいいだろう」

次回の大学院授業英語化FD勉強会は8月22日(月)午後6時から第1会議室で開催します。

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