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英語化支援策とFD研修

第5回大学院授業英語化FD勉強会を開催

2016年2月16日(火)の第4回に続き、2016年4月26日(火)午後6時より品川キャンパス第2会議室
にて、第5回大学院授業英語化FD勉強会を開催しました。
永井宏史先生(海洋環境保全学専攻教授)、石崎松一郎先生(食機能保全科学専攻准教授)を話題提供者に迎え、両先生に様々な授業の工夫や試みをお話しいただきました。
ご出席の先生方からは多くの質問やコメントをいただき、活発な意見交換の場となりました。

永井先生のお話
・ハワイ留学のときは英語でけんかも出来た。
   現在は日常的に英語を使っていないゆえの苦労もあるが、授業は英語で行っている。
・授業では学生が順番に先生役をやる。英語で講義をし、他の学生は必ず1つ質問をする。
   フォローはするが、主役はあくまで「学生」。
・絶対に覚えてほしいことだけを狭く、
深く掘り下げる方針をとっている。 
・教科書の日本語訳を活用し、内容把握にかかる時間を減らす。

石崎先生のお話
・授業の一環として行う講演会の使用言語を英語にしたら、外国人参加者が増えた。
・英語ではより丁寧に説明するようにしている。
   英語で授業を行うことで、自身の能力維持にもなっている。
・英語化の利点: 学生の英語力が向上する。論点がはっきりしてくる。
・英語化の欠点: 表面的な議論に終始しがち。
                         日本人学生だけでは効果が落ちる(留学生の貢献は大きい)。

また、ご参加の先生方からいただいたご意見には以下のようなものがありました。
「学部でも英語で行う授業があると良いのではないか」
「大学院授業では理解と英語の両立が求められる。学部時代から英語の基礎力はつけておくべき」
「今後は英語で行う授業の『質の保証』が重要なテーマとなっていく」
「他国の大学院教員と協働し、授業英語化の勉強会を開催してもいいのではないか」

次回の大学院授業英語化FD勉強会は6月の開催を予定しています。

 

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