文部科学省による東京海洋大学「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援（旧グローバル人材育成推進事業）」の視察が行われました。
2014年06月17日
平成26年6月10日（火）、文部科学省から、高等教育局高等教育企画課 有賀 理 国際企画室長をはじめ5名の方々が本学を訪問され、本学が推進している「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援（旧グローバル人材育成推進事業）」の取組みについて、視察が行われました。
視察は、はじめに、本学の事業構想責任者である岡本学長をはじめ、グローバル人材育成推進室長の小川副学長・理事、同室副室長の木村海洋科学部長等との意見交換が行われ、その後、実際に本事業を展開している『グローバルコモン』（語学学習スペース）において、取組みの紹介などが行われました。
『グローバルコモン』では、学生たちによる施設案内、山崎英語学習アドバイザーによるe-learningシステムの説明に続き、木村グローバル人材育成推進室副室長から、本事業の柱である3大改革の概要について説明がありました。その後、トンプソン特任准教授から「TOEIC学習の取組み」、小松特任教授から「海外派遣キャリア演習」についての説明があり、併せて、それぞれ学生（実際にグローバルコモンでの学習によりTOEICスコアを大幅アップさせた学生、海外派遣キャリア演習に参加した学生）による体験談プレゼンテーションが行われました。学生のプレゼンテーションは、TOEIC学習については、英語力の向上はもとより海外留学や英語力を活かした職業選択への展望、海外キャリア演習については、現地企業で行ったプレゼンや実習など渡航中の活動報告及び将来を見据えた今後の取組みなどについて、活き活きと語られました。
文部科学省の方々には、長時間にわたり熱心に耳を傾けていただき、この間、教職員だけでなく、学生との質疑応答・意見交換も活発に行われ、会場は熱気に包まれました。
最後に、文部科学省 有賀 理 国際企画室長から、学生たちへの励ましの言葉をいただき、小川グローバル人材育成推進室長の御礼の挨拶で視察は終了しました。
本学にとって、理系の大学が推進するグローバル人材育成の意義と取組みを文部科学省へ伝える機会をいただき、また、政府の掲げるグローバル人材育成を進める文部科学省のお考えを直に知る貴重な機会となりました。
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