海外で仕事をしたい研究者のための『グローバルキャリアパス特別セミナー』を開催いたしました
2014年05月14日
平成２６年５月２日（金）、『海外で活躍している博士研究者に聞く、海外でのキャリア形成とは』をテーマに、グローバル人材育成推進室、キャリア開発室、男女共同参画室推進室女性研究者支援機構の共同で特別セミナーを開催いたしました。本セミナーは、井上千春氏（東京水産大学食品生産学科卒業生）をお迎えし「海外でのキャリア形成」について講演いただきました。学部生、院生、ポスドクの方々、賞雅寛而理事（男女共同参画推進室長）、竹内俊郎教授（キャリア開発室副室長）をはじめ多くの教職員が参加し、神田穣太教授（キャリア開発室副室長）の司会進行のもと講演が行われ、終了後には活発な質疑応答が行われました。
井上氏は、東京水産大学で勉学の傍らボート部で活躍され、博士後期課程修了後、広島大学でのポスドクを経て、英国Unilever R&D Colworthに研究職として採用され、現在はオランダUnilever R&D VlaardingenでBiopolymer Scientistとして食品の研究開発に従事されています。共同発明者として複数の特許を取得されるなど、その成果は製品化にも繋がっています。
キャリアを活かし海外で活躍するために大切な事や『ワークライフバランス』（仕事と生活の調和）について、井上氏のキャリアを築く過程と現在のオランダでの生活を織り交ぜてお話いただきました。
オランダの企業での研究活動について語る井上氏
海外で、自身のキャリアを活かし、研究職として活躍されている行動力あふれる先輩のお話は、将来海外で仕事をしたいと考えている後輩にとって、大変貴重で有意義なものとなりました。
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