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概要

海外探検隊_7

派遣先 Thailand Betagro Science Center中村 綾花 海洋科学部 食品生産科学科4年私は、指導教員立案型の海外派遣キャリア演習の一環として、タイのBetagro Science Centerで研究を行いました。研究内容として、タイの工場で採取されたふき取りサンプルを用いて病原菌の検出を目的とした実験を行いました。研究所ではまず始めに、自身が行う研究内容について英語でプレゼンテーションをしました。何を目的として、どのような実験がしたいのかを英語で伝えることは、とても難しかったですが大変良い経験になりました。また、研究所の方々はとても親切で、実験に関することだけではなく、昼休みにマーケットに連れて行ってくださったり、休日は観光地を案内してくださり、交流を深めることができました。渡航当初は英語でコミュニケーションをとることに自信がなく、なかなか自分から話すことができませんでしたが、会話を重ねていくうちに英語で意思疎通が取れることに喜びを感じるようになり、積極的に自分からコミュニケーションをとることができるようになりました。タイで過ごした2週間は、私にとってかけがえがなく、忘れられない日々となりました。現地でお世話になった方々、そしてこのような機会を設けてくださった高橋先生に心から感謝申し上げます。43碇 由紀 海洋科学部 海洋生物資源学科4年私は1月7日から2月4日までドイツの北部グライフスヴァルトにあるFriedrich-Loeffler-Institutにてニジマスの抗原取り込み細胞(GAS細胞)についての研究を行いました。日本にいる間に卒業研究の一環としてGAS細胞に対するモノクローナル抗体を作出してきたので、そちらを金コロイドで修飾してニジマスの鰓においてGAS細胞がどのような構造をしているのかを調べたり、ニジマスの鰓の細胞にモノクローナル抗体を作用させ、二次抗体で染色したものをフローサイトメーターでソーティングして、GAS細胞であると思われるものを収集したりしました。収集したGAS細胞はRNA抽出液に保存し、日本に持ち帰り研究室で解析できるようにしました。また、ニジマスの鰓の凍結切片にモノクローナル抗体を作用させ、二次抗体で染色して蛍光顕微鏡で観察することでGAS細胞の局在を明らかにしました。ドイツの研究所では仕事が細分化されていて、日本では一人で凍結切片の準備や使用したビーカーの洗浄などを行わなければならないですが、それを専門に行う人がいるので実験に集中できる上、長時間拘束されないという点が新鮮でした。実際、たくさんの女の人が家庭と研究を両立させているようで、日本も見習えると良いと思いました。派遣先 Germany Friedrich-Loeffler-InstitutFederal Research Institute for Animal Health???? ????派遣国 派遣先アメリカ ① Oregon State Universityベトナム ② Can Tho Universityドイツ ③ Friedrich-Loeffler-Institutタイ ④ Betagro Science Center