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概要

海外探検隊_7

? 海外探検隊インスパイアプログラム41大学生ティーチングアシスタント私は小松先生が文京学院女子高等学校の高校2年生と3年生対象に行っている土曜授業の通称「アジ研」に、TA( ティーチングアシスタント)として参加させていただいています。主な活動内容はTAという名前の通り、先生のサポートや高校生へのサポートが役割です。高校生が発表していることを黒板にまとめたり、高校生が自分でテーマを決める際の相談役にもなったりしました。自分が高校生だった時、アジアの教育や武道、フェアトレード、移民問題などには興味が無く、また、持とうともしませんでした。高校生のうちからそのような話題についての探求心があることに、文京学院女子高等学校の高校生たちを心から尊敬しています。9月に文化祭で調べたことをポスターにまとめて展示して、見に来てくださった方に発表するということで見学に行きました。始めは緊張してした高校生たちが回数を重ねるごとに発表への姿勢が変化し、目をキラキラさせながら発表していた姿がとても印象的でした。私はTAとして参加させていただいていますが、実際には高校生の皆さんから学ぶことのほうが多いです。TAとして参加できて本当に良かったと感じています。また、総仕上げに行われる研究発表がとても楽しみです。(海外探検隊6期生 派遣国:マレーシア海外探検隊7期生 派遣国:タイ 近藤 晏琳)スーパーグローバルハイスクールアソシエイト校に指定されている文京学院大学女子高等学校(東京都)にて開講しているアジア研究講座(担当教員小松俊明教授)では、同校の高校生がアジアの社会問題をテーマに1年間の研究活動をしています。海外探検隊の国内の活動の一環として、自分達の海外での体験を若い世代に伝えるために東京海洋大学海外探検隊OB、OGの有志が本講座のティーチングアシスタントとして参加し、高校生の研究活動を支援しました。ポスターセッション、そして、研究論文の完成まで高校生と大学生、高校教師と大学教員が全員一緒に取り組み、高校生をインスパイアすることができました。私は海外探検隊の経験を活かし、文京学院大学女子高等学校で月に一度、インスパイアプログラムのティーチングアシスタント(TA)をしています。本授業、通称「アジ研」では研究成果報告会でのプレゼン発表と論文作成に向け、アジアをテーマとした調べ学習を行っています。アジ研が一般的な調べ学習と違う点は、オリジナリティを重視するところです。ネット等で得た知識をまとめるだけでなく、高校生の目線から自分の生活と絡めた考察や提案を考えます。例えばLGBT(様々な恋愛嗜好をもつ方々)について調べた生徒は、タイと日本の文化や慣習の違いから、両国のLGBTの傾向について考察しました。さらに、日本の高校でLGBTがより過ごしやすい環境の考察を深めるため、クラスでLGBTへの意識調査を行うことを計画しています。フェアトレードについて調べた生徒は、自分ができることを考え、文化祭でフェアトレードのコーヒーを販売しました。このような、知識と自分の考えを組み合わせて表現、行動することは、社会人になってからも求められる重要なスキルです。私はTAをし、人に伝えることの難しさとやりがい、うまく伝わったときの嬉しさを実感しました。活気あふれる授業の雰囲気は非常に楽しく、私にとっても学ぶことの多い貴重な経験になっています。(海外探検隊6期生 派遣国:マレーシア 松島 彩)