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概要

海外探検隊_6

海外探検隊バリューチェーンプログラムWaw 門田 幸音 徳満 奈々子 Fonチュラロンコン大学 食品生産科学科2年 食機能保全科学専攻修士1年 チュラロンコン大学(海外探検隊5期生 派遣国:香港) (海外探検隊2期生 派遣国:タイ)海外探検隊バリューチェーンプログラム2016年3月から、シーフードのバリューチェーンを学ぶ新しいプログラムが、海外探検隊プログラムに加わりました。その名も「海外探検隊バリューチェーンプログラム」(TANKENTAI Value Chain Program)といいます。バリューチェーンとは、「調達→生産→物流→販売」などのサプライチェーンや、技術開発、人材育成などの企業活動が、一連の流れの中で付加価値を生み出していくものととらえ、そうした付加価値を生み出す企業の活動や経営手法を意味しています。海外探検隊は、これまで主にアジアに学生を派遣するプログラムでしたが、バリューチェーンプログラムの開発により初めてアジアを超え、ついに北欧まで広がりを持つようになりました。具体的には、サーモンの養殖事業に着目し、ノルウェーで養殖されるサーモンが、アジアにあるタイの食品加工工場で加工され、その後、日本をはじめ、世界各地に輸出されるプロセスを学びます。2016年3月にはタイの食品加工会社(タイユニオン社)、そして同年9月にはノルウェーのサーモン養殖会社(セルマック社)にて、学生たちの研修を実現します。今回の報告書では、2016年3月にタイユニオン社で実施されたバリューチェーンプログラム(3週間)について、参加した学生よりご報告します。2016年3月に東京海洋大学の学生2名とチュラロンコン大学の学生2名が、タイ・サムサットコーン県にあるタイユニオン社で研修を行いました。34タイの食品加工会社で現場体験!