ブックタイトルkaigaitankentai_5

概要

kaigaitankentai_5

プロジェクトの後半に、私たちは?港?学太古海洋研究所(SWIMS)にて、5?間の研修を?いました。SWIMSは、経済・貿易の重要拠点である?港中?部とはまったく異なり、周囲を海と?々に囲まれた、?然豊かな場所にあります。そのような環境は、浅い海に住む海洋?物の研究にはうってつけであり、?港以外にも世界中から研究者や学?が来ています。研修中、私たちは研究所付属の寮で研究所の?々と共同?活をしながら、研究のお?伝いをさせていただきました。研修では、まず、研究所内の施設や役割について学びました。SWIMSでは海洋?物を研究対象としており、?類やサンゴ等を飼育する?槽やプールがたくさん設置されていました。また、解析?の機器やPCも充実しており、SWIMSが最先端の研究施設であることを感じました。それからは、基本的に私たち3?がそれぞれ別の研究者の下で、研修をさせていただきました。私は主に、?の?種であるカキの研究を?っているDineshさんの下で、研究内容やその意義を学びながら、研究に関わる様々な作業を体験させていただきました。Dineshさんは、海?温の変化などの環境変動がカキの成?に及ぼす影響を調べています。具体的な研究内容はとても専?的で、私にはすぐに理解できるものではありませんでした。しかし、Dineshさんや他の研究員の?々は、いつも丁寧な説明をしてくださり、私の数多くの初歩的な質問にもすべて親切に答えてくださったので、最終的には理解を深めることができました。また、そのような重要な研究のお?伝いをさせていただけることが素直にうれしく、研修により?層集中して臨めました。私は研修時まだ海洋?での研究活動を始めておらず、今回体験した作業はどれも新鮮で楽しいものでした。その中で感じたのは、研究が多岐にわたる地道な作業とあふれる熱意に?えられて成り?っているということです。私が体験した作業でも、カキのタンパク質構造を調べる実験を?うために、カキの殻の洗浄、使?する道具の準備や作成など、??すると地味に?える作業を、すべて確実かつ丁寧に?う必要がありました。これに加え、研究所の?々は毎?研究?の?物の世話や保守・管理などをこなしているということで、研究成果を挙げるために必要な努?の量を実感できました。また、それらの作業に熱意をもって取り組む、Dineshさんをはじめとする研究所の?々を?て、私も彼らに少しでも近づくために、普段の?学?活からより積極的に勉強していこうと思いました。研究活動のお?伝い以外でも、私たちは貴重な体験をすることができました。研修中に滞在したSWIMSの寮では、台所やリビングなどが共?でした。そのような、普段から研究所の?々が?活している場所に、私たちはお邪魔しました。研究所の?々はお互いにとても仲が良く、私たちのことも?変温かく受け?れてくださいました。台所では、インド出?の研究員を中?にインド料理を皆で準備し、リビングで?緒に?事をするなど、研究所全体が?つのファミリーとしてまとまっているという印象を受けました。彼らの輪に?分たちも加わるべく、料理のお?伝いを申し出たり、積極的に会話するよう?がけたりしたことは、私にとって?変貴重で?切な経験でした。研修最終?の夜に、私たち探検隊メンバーで?本のカレーライスとお好み焼きを振る舞うことができ、SWIMSの皆さんの輪の中に?れたのではないかと思います。SWIMSはまさに「国境の垣根を越えて」?々が集う場所でした。国や?語、?化などの違いを乗り越え、?分たちの研究?的を達成するために皆が協?していました。これから私??の研究活動をする上でも、国や集団の違いを?分の妨げにすることなく、あくまで研究のために最善の?動をとれるよう?がけていきます。（??航）リサーチインターンシップ??港?学太古海洋研究所The Swire Institute of Marine Science（SWIMS）12