ブックタイトルkaigaitankentai_4

概要

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台湾味の素日本で大人気の「リポビタンD」、台湾では「リポビタン」として親しまれています。大正製薬では、日本で人気の商品でも世界で販売するには大変な苦労があることを学びました。台湾では栄養ドリンクの市場が日本よりも小さいそうです。また味の好みも違えば、文化も違います。このような場所で売っていくためには様々な工夫が必要です。台湾のリポビタンは日本のものよりも大きく、炭酸が加えられ、成分も違います。このように現地で売るためにはその商品を「現地化」することが大切であると知りました。また、私たちもこのリポビタンのように、新しい環境に溶け込む力が必要だと感じました。（川浦 宏太）新光人壽（第一生命と提携）１３KDDI TAIWAN大正製薬味の素では、新商品を開発する際に欠かせないマーケティングを学びました。マーケティングでよく使用する、「3C・4Pポジショニング」を習った後に実際にスーパー・コンビニへ行き、商品を視察する上でのポイントをお聞きしました。最後に、私たち各々が新商品を考え発表しました。今回の研修で、マーケティングの大切さ、そして新しい商品を開発する楽しさを知りました。例えば研究職や開発職に就いた場合、専門性と技術力に加え、マーケティングの力があることでより仕事の効率を上げることができる、マーケティングを学ぶことはどんな仕事に就いたとしても、今後の自分にとって大変役立つことであると実感しました。（川浦 宏太）日本は世界第２位、台湾は世界第９位の保険大国です。新光人壽では、私たちが生きていく上でとても重要な「保険」について分かりやすく教えて頂きました。新光は日本の第一生命と連携しており、現在は団体保険分野を中心に交流を推進しています。保険を学んだことで、私たちはリスクマネージメントの重要性に気がつきました。私たちは様々なリスクに囲まれており、これからは自分で管理していかなければと思いました。また、将来自分の子供をしっかりと守れるように保険の知識をしっかりと身につけます。尚、企業には団体保険という勤務先を通じて加入する生命保険があることも学びました。海外で働く際に、こうした安心できる制度がある事はとても重要であると感じました。 （川浦 宏太）最後の企業訪問先であるKDDI Taiwanは、日系企業向けにさまざまなITサービスを提供している企業です。ここでは業務内容だけでなく、台湾で台湾人とともに働くことの楽しさや難しさを教えていただきました。海外で働くときは現地の人との協力が欠かせませんが、そのためには現地の文化ややり方を尊重する必要があります。お話を伺った社長の田中様は、人前で叱るといった台湾人の嫌がることはなるべくしないようにしたり、社員旅行を企画したりといろいろな場面で気を配っていらっしゃるそうです。日系企業だからといって日本式の経営をするのではなく、そこで働く人を大切にする様子にとても共感しました。また、このような姿勢がグローバルに活躍するために必要なのだと感じました。 （加藤 遥）