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概要

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21海外探検隊タ イクンクラベンベイプロジェクト マングローブ&水上マーケット視察タイ プログラム国際自然保護連合(IUCN)で活躍されるサイスニーさんがマングローブ見学と有名な水上マーケットであるアンパワーに連れて行ってくださいました。ここのマングローブ林はクンクラベンベイよりもまだ小さく、再生事業のまさに最中にある様子を見ることが出来ました。マングローブ林を再生させるには海岸線沿いに人力で竹柵を作るしかなくとても根気の必要な作業ですが、その日も多くの人がここを見学しにきており、タイ国民の環境問題に対する関心の高さを感じ、いつかきっとマングローブ林は再び生い茂ることが出来るだろうと思いました。(柳田真里奈)クンクラベンベイは私たちの一ヶ月の滞在の中で最もバンコクから離れたところにあり、この研修の一番初めに訪れました。まず、マングローブ見学とタイの自然について現地の方のお話を伺いました。マングローブは開発によって減少しており、ここでは復活への取り組みが行われていました。初めて見るマングローブにとてもわくわくしました。次に、海辺の養殖場でサメの餌やり、カキの幼生を着床させるための土台作り、魚たちの隠れ場と産卵場所を作る作業を行いました。全員でブイに括り付けた紐をほどく作業を1時間以上も続けました。この最初のプロジェクトで、私たちとタイの学生との親睦が一気に深まりました。日本の公的機関を訪問し、タイの現地情報を入手させて頂きました。各機関でのレクチャーは、タイの政治や経済などの現況やタイで事業を行う日系企業の活動状況など多岐にわたり、研修を始めるにあたり有意義な知識を得ることができました。東日本大震災時には、タイのスラムの子供たちから100万円(約33万バーツ)もの日本への援助があったことも知りました。このお金を集めることの大変さ、それを寄付できるタイの人々の優しさには、胸が打たれるものがありました。オリエンテーション在タイ日本国大使館 盤谷日本人商工会議所日本貿易振興機構(バンコク)水上マーケットマングローブ林