海外探検隊 Vol.24
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<3 月 22 日> 【本日のスケジュール】 13:00 ミュージカル 17:00 自由行動 20:00 宮田先生の演奏 【その日の学びと気づき】 本日は、ミュージカルのウィキッドという作品を鑑賞した。私は、あまり詳しくなかったがホームステイ先の方を初め、NUS の方もこの作品を見る予定があるとおっしゃっていたため、どんなお話なのかとても気になっていた。またそれと同時に、海外でのミュージカルは、日本とどのような違いがあるのかも気になっていた。実際のところ私は、初っ端の歌から感動のあまりまばたきすることさえ忘れコンタクトレンズが外れかけたほどである。感動のあまり鳥肌が立つとは、この事なのかと思った。欲しいと思っていた「物」でも、手に入れてしまうと喜びは一瞬で消えてしまうが「経験」は、思い出として一生残るものとなる。今まで、物を買うということにお金を使うことが多かったが経験にお金を使うということは日常生活で味わえない感動や刺激を与えてくれると思う。初日に小松先生がたまにちょっとした贅沢をすることで人生が豊かになるといっていたことを思い出した。お金の使い方で人生の豊かさは変わると思う。この1か月<食品生産科学科1年 安江佳奈子> 間、有意義なお金の使い方まで学ばせてもらえたと感じた。 夜は、宮田先生の演奏を聞きにレストランにみんなで足を運んだ。一度、他の予定で断念していたため最後の最後に演奏を聞くことができ、とてもうれしかった。 ついに、この日報が私にとって最後の日報となってしまった。今まで当たり前だと思っていた日常は誰かのおかげによって支えられているのであろう。この1か月間、研修を通して様々なお仕事や研究をしている人と関わることができた。魚の養殖では自分の想像以上に沢山の人が関わり、表からは分からない様々なお仕事をしている人がいることで顧客のもとに届けることができるということを知ることができた。こうして、海外探検隊に参加できているのもいろんな人の支えのおかげだと思う。そして、そんな目に見えない誰かの支えに気づくことで当たり前の事にも感謝ができるのだろう。‟感謝の心が人を育て、感謝の心が自分を磨く“という言葉を聞いたことがあるが少し大げさに言えば、感謝は人の人生を変える力があるのであろう。当たり前の事にも感謝する気持ちを忘れず持ち続け、誰かの支えがあるからこそ今の自分があるということを忘れないようにしたい。 47

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