海外探検隊 Vol.24
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<食品生産科学科1年 菅野希実> →ラボで水質調査 <3 月 23 日> バンセーン研修 【本日のスケジュール】 10:00 プレゼンテーション 15:00 買い物 16:00 クッキングスタート 【その日の学びと気づき】 今日は発表の日でした。チャンタブリでの発表とは異なり、何を発表するかは自分たちで全て決めることが出来たので、日本について話すことにしました。よく一緒に行動してくれたアヌクール先生が日本を好きということで、より知ってもらういい機会になったと思います。富山県についてや、水族館について、または東京や天候などについて発表しました。 タイでの発表に関しては、日本よりは雑談を交えて出来たので、それによってあんまり緊張せずに、さらに自分の学びを深められる経験になったと思います。言いたいことがあっても、英語で文を作ることが出来ずに話すことをやめてしまったことがあったので、英語学習にもう少し重点を置きたいです。 午後には、日本食を作るために買い物に行きました。唐揚げ、てんぷら、おにぎり、お味噌汁などを作って、現地の学生と先生と食べました。タイの学生もタイ料理を持ってきてくれて、けいた先輩はずっと草を食べていました。丈治君は、いろいろ作ってくれて、ラーメンの〆におじやまで作っていました。久しぶりに日本料理を食べてしょっぱいと感じました。タイの料理は基本辛いけれど、日本の料理はしょっぱくて、国でそれぞれ料理に特徴が表れていると感じました。 <3 月 26 日> バンセーン研修 【本日のスケジュール】 09:00 サンゴ礁などの研究施設訪問 11:00 教授によるタイの海洋生物の説 12:45 昼食 13:30 バンセーンビーチで水採取 15:30 研究室訪問 【その日の学びと気づき】 今日は今回の留学のプログラムの中で一番学術的な学びの多い日であった。朝からサンゴ礁の保護や海藻を増殖し魚のえさにするリアルに近いサイクルを再現している研究所に訪問した。自分の家に水槽を置いていることもあり、かなり興味のある内容でとても楽しかった。チャンタブリでもサンゴの白化という問題は何度か出てきていたためタイ全土で起こっている問題なのかなと思った。水の循環システムや餌の増やし方は自然にのっとりつつ効率的に動くようになっていて感動した。 昼ごはんの前にタイの生物についての講義を受けた。専門用語多めであったが、生物は好きな単元であるためなんとかついていけた。日本では千葉や湘南、静岡から沖縄まで色々な海で潜ってきたが、全然知らない生物がたくさん出てきてとても楽しかった。タイにはたくさんの底層生物がいてカラフルであったり自分の身を守るためにたくさんの防御方法があったり、生物が多様である場所はより多様性が育まれやすいような気がした。 午後は今回の旅で唯一といっていいほど日本でいう研究チックなものであった。ここでたくさんのことを学べたが一番自分が感じたのは悔しさだった。タイ隊一番の失敗は何と聞かれたらこの体37

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