【その日の学びと気づき】 昨日夕食の時間に話し合って決めていた豆腐ハンバーグと 味噌汁の材料を買いに行った。何をするにもタイの学生が手伝ってくれるし車も配車してくれる。BUU には本当に感謝しかない。色々なマーケットに行ったがどこも似ているようで違う雰囲気を持っている。衛生がしっかりしているわけではないが衛生が必要でないと思っているわけではなく、どうにか虫が食材につかないようにといろいろ工夫をしている。勝手なイメージで、買ってほしいとねだるようなお店もあると思っていたが、ただ僕たちが食材を指さしてタイ語を勉強していてもそっとうなずいてくれているし、10 バーツ分くらいしか買わなくてもとてもやさしくしてくれる。タイの人はお金のために働いてはいるがお金に執着せず優しさだけで構成されている人々だとつくづく感じる。 午後は、英語は使わないというルールの下、タていた。ただ勉強に対する向かい方に大差があり悔しかった。 夜は初日に友達になった子にタイ語の勉強会を開いてほしいと頼みタイ語を教わった。もう少し早く開いてもらえばよかったと思う反面、簡単なタイ語が話せるようになった今、どのようにしてこの文章が成り立っているのかを知れて本当によかった。よくネットで流れてくる言語の正しい習得順のままタイ語を学べている気がして、とても楽しいし早く覚えられるため、英語もこのようにして学びたかったなと思った。 36 イの学生からは日本語でタイ料理を教わり、私たちはタイ語で日本食の作り方を教えた。タイでは料理名が調理法+食材になることが多いためあまり動詞を勉強していない私たちでもなんとか伝えられ<海洋環境科学科 1 年 齊藤丈治> この漁村の観光所には水生生物バンクというものがあり、マングローブにいるカニのメスを水槽に入れ、卵を孵化させてある程度まで育ててから放流するという取り組みが行われていました。また、ここには小さいカニの漁獲や取引を禁止するような文言があり、水産資源の保護は日本だけでなくタイでも同様に行われているのだと感じました。 また、この日は村のなかにあるムスリムのモスク内を見学させていただきました。私はこのときに人生で初めてモスクに入ったのですが、昔学校で習った通り、偶像崇拝を禁止するイスラム教の寺院では像らしき物が見当たらないことに気付き、改めて宗教の違いを感じました。この村のムスリムの人々は豚肉だけでなく肉類全般を食べない人も多いらしく、村内で食べる食事は魚料理が主でした。漁村であるこの村は水産資源は豊富で、ムスリムの人々と魚食との相性の良さを感じました。一般的なムスリムの人々は砂漠地帯などの水のない地域に住んでいる印象がありますが、こうした人々にも日本やタイの魚食を輸出することはできるのか気になりました。 <海洋政策文化学科 2 年 金子未夢> <3 月 12 日> チャンタブリ研修 【本日のスケジュール】 09:00 cooking war のために市場とスーパー 11:00 小休憩(ボードゲーム) 13:00 Cooking War 19:00 タイ語講座 with yuta
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