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概要

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43ステイ先近くの海で釣りをしたときの写真です。みんなで協力して鯖を釣ることができました。この後ホストが調理してくださいました。百々陽菜子ホームステイLingalaks 研修を行っていた間、一緒に研修を行ったベルゲン大学の学生2人とNorheimsund(ノールハイムスン)でホームステイをしました。ノルウェー隊の女子2人はノールハイムスンというノルウェーの郊外の村で約1 週間ホームステイをしました。今回のホームステイは大きく分けて二つの特徴がありました。一つ目は現地生徒と一緒にホームステイをしたことです。私たちは期間中、2人の女子大学生と過ごしました。2人はベルゲン大学(UiB)で魚の健康について勉強しており、私と柚香と合わせて4 人でリンガラクス研修を行いました。UiB の2 人はノルウェー語の説明を英語で説明してくれたり、質問する際など私たちの英語を助けてくれたりしました。私と柚香は食品生産科学科であるため魚の知識が乏しい部分もあり、研修中に理解しきれなかった部分も後で教えてくださったりと、私たちの研修を大きくサポートしていただきました。また、私たちと同世代のノルウェー人の普段の暮らし方、好きなものなどの話もすることができ、研修だけでなく寝食を共にすることで、1 週間でとても濃い交流をすることができました。二つ目はホストファミリーが日本についてよく知っていたということです。現在でも年に数回日本を訪れるそうで、日本語がとてもお上手でした。勉強方法としては、インターネットやラジオで日本のニュースを読んだり聞いたりするというものでした。昔は本などを中心とした勉強でしたが、近年では話す速度を変えられたり、知らない単語をすぐに翻訳できたりと勉強がしやすくなったと話していました。継続的な学習の大切さを感じました。一緒にホームステイしたUiB の学生は日本のことをあまり知らなかったので日本について紹介することも多くありました。その際、私たちだけでは説明できなかった部分を補足してくださったり、日本人では気付かないけれどもノルウェーでは馴染みのないことをUiB の2 人に教えてくださいました。もちろん彼はノルウェーの知識も豊富であり、ノルウェー料理を作ってくださいました。ノルウェーの終業時間は早く、企業研修が早く終わることもあったため、研修の傍ら、ノルウェー現地の生活も満喫することができました。私はこれまで何度かホームステイをしたことがありますが、その度に自分が日本のことをあまり知らないことを痛感させられます。季節行事の意味や経済、産業のことなどを尋ねられてもあまり答えられずに終わってしまうこともあります。一方、現地で会う方々は私たちに比べ自国のことをよく知っているように感じます。世界で交流するためには日本について広く知っている必要があると思いました。日頃から自分の興味のあることだけでなく、広く情報を収集していきたいです。