ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

kaigaitankentai_13

25VASEP のNam さんと職員の方々の子供たちと撮ったものです。松本紗史VASEPVietnam Association of Seafood Exporters and Producers (ベトナム水産物輸出加工協会)。ベトナムの水産物輸出売上の大半がVASEP に加盟した企業で、ベトナム水産業を取りまとめる非政府組織です。私たちは、約1か月ベトナムに滞在しましたが、そのうちの2日間で、ベトナム水産物輸出加工協会(Vietnam Association of SeafoodExporters and Producers 以下VASEP)を訪問しました。VASEP はベトナムの水産業全体を統括しており、水産加工業者や輸出業者、その他水産関連団体にサービスを提供する企業などおよそ280 社が属する非政府組織です。2日間ともオフィスでの活動でした。VASEPでは、一人一人の担当する分野が決まっているため、それぞれの分野について専門的な話を聞くことができました。職員の方がパワーポイントやプリントなどの資料を用いて説明して下さり、それに対して私たちが質問をするという形でした。VASEP は大きく三つの委員会に分かれており、それはエビ、パンガシウス、その他の海洋生物という分類です。1日目はそのうちのエビとパンガシウスについて主に教えていただきました。私は、そこで話を聞くまでパンガシウスという名前すら聞いたことがありませんでした。パンガシウスとは南アジア由来の白身の淡水魚であり、約95%がベトナムの南部に位置するメコンデルタという地域で捕れます。世界への輸出は近年増えている一方で、メディアによる悪い情報の拡散に悩まされているそうです。例えばパンガシウスは川でとっているため汚染しているなどの情報です。私は良いところを挙げるなら何を挙げるかと質問しましたが、良いところがあっても情報提供する手段がなかなかないとおっしゃっていました。そのような点を今後の課題とするそうです。また、写真にもあるように、VASEP には職員の方々の子供たちがたくさんいました。彼らは夏休み中ということもあり人数が多かったですが、普段からよく来ているそうです。後にハノイ工科大学に訪問した際も、教授が大学に娘さんをよく連れてきており、子供を職場に連れてくることは珍しくないのだなと実感しました。日本でもこのような光景が一般的になると良いと思いました。2 日間という短い期間でしたが、今回のプログラムでベトナムの大きな企業に訪問させていただけて良かったです。大学にいるだけでは学ぶことができない、ベトナム社会の現状などを学ぶことができ、とても貴重な経験となりました。