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概要

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45上の写真は、UiT の学生にスキーに連れて行ってもらった時の写真です。松田みなみ北極大学北極大学(The Arctic University of Norway、略称UiT)ノルウェーに7 つある大学の1 つであり、ノルウェー北部地方随一の教育関連機関です。私たちは、8 日間、ノルウェーの中でもさらに北にあるアルタという都市に滞在しました。その中で、北極大学(以下、UiT)の寮で生活し、UiT の学生とも交流しました。私たちが訪問した時期は、Finnmarkslopet という犬ぞりの大会(詳しくはたくみのページへ)が開催されており、学生がその大会を支援する活動をしていました。そのため、大学は授業期間ではなく実際の授業を見ることはできませんでしたが、大学内を回ることで、海洋大とは、違う大学の雰囲気を感じ取ることができました。大学の図書館では、ノルウェー語の他に英語の本がたくさんありました。ノルウェーでは、留学生が多くいるため、ノルウェー語を話せない人でも、英語の本を見て勉強できるようにしていました。海洋大では、日本語の本ばかりで、英語の海洋に関する専門書が少ないように感じます。外国人が日本に留学しに来た時に勉強しやすい環境を作るためにも英語の本を取り入れることは、重要なことだと思いました。また、教室の中の配置も特徴的で、机が直線状に並べられているのではなく、半円状に並べられていました。講師から生徒の顔が見えるだけでなく、生徒同士も顔を合わせやすくなっていました。こうすることによって、より活発に意見交換がしやすくなり、授業が円滑に進むのではないかと思いました。犬ぞり大会の運営に手伝っている学生とも話す機会がありました。学生の多くは、外国人で、ツーリズムを勉強するためにノルウェーに来ていました。ノルウェーに留学してきた人が、犬ぞり大会のような地域の大会に積極的に手伝うという制度は、とてもよいものだと思いました。外国に留学していていても、留学生同士で固まって、現地の人と仲良くなれなかった、という話をよく聞きます。地域の大会などに手伝いに行くことで、その地域の人々と交流する機会を多く持つことができ、その地域の理解にもつながると思いました。日本でも、留学生が地域のイベントに参加できる仕組みを整えることによって、より充実した生活ができるのではないかと思いました。最後にUiT での寮生活について書きます。UiTの寮では、チームのメンバーで自炊をしました。最初のうちは、みんなで自炊をすることに慣れず、作るのに時間がかかって大変でしたが、最後の方になるにつれ、お互いの分担をてきぱきと動けるようになりました。普段、ホテルや家で過ごしていると、みんなでご飯を作る機会はほとんどありません。しかし、寮に住むことによって、料理をみんなでできます。自分たちで作った料理を前に一つのテーブルで囲んで食べるのは、料理が一層おいしくなる秘訣だと思いました。