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概要

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9この写真はホストファミリーのご主人と奥さんと一緒にとらせていただいた写真です。岸田青空乃ホームステイ今期のシンガポールプログラムでは、2 人ずつに分かれ、2 泊3 日のホームステイを行いました。私は、イスラム系の家庭にお邪魔し、もう片方のチームは、中華系の家庭にお世話になりました。滞在期間中、ホストファミリーの方は、イスラム教についての話をしてくださいました。その中でも特に印象に残っていることは、お供えに関しての話です。日本では、敬意を表す1 つの方法として、お供えをします。しかし、イスラム教ではそのようなことはしないとおっしゃっていました。その理由は、イスラム教は合理的な思考に基づいているため、そのようなお金があるのなら、貧しい人の寄付にあてるからだと教えていただきました。自分の中になかった新しい考え方を学ぶことができ、日本の文化に関しても、いままで当たり前だと思っていたことを、異なる視点からとらえる、良い機会を得ることができました。また、サラムというイスラム教の挨拶も教えていただき、お別れの際は、この方法でお別れの挨拶をしました。他にも、イスラム教の文化の1 つである、手で食事をすることも、体験させていただきました。体験するまでは、箸やフォークを使った食事よりも楽なのではと考えていましたが、実際にやってみると非常に難しく、驚きました。体験をしなくてはわからないことがあるということを実感しました。朝は、ホストファミリーの奥さんが毎朝行っているというズンバに、一緒に行かせていただきました。ズンバがどのようなものか、よくわからない状態での参加であったため、緊張していたのですが、多くの方が声をかけてくださり、リラックスした状態で参加させていただくことが出来ました。奥さんの話によると、このズンバは、集合住宅の方が多く参加しているとのことで、良い交流の場になっているようでした。日本では近所付き合いという言葉がありますが、シンガポールでの交流の場を見て、日本ではその文化が廃れてきてしまっていることに気が付きました。今すぐに、大きな変化を起こすことは難しいですが、今後地域での活動があったら、積極的に参加していこうと思いました。ホームステイは初めてでしたが、企業研修とは異なり、シンガポールの文化に深く触れることが出来ました。他方のグループも、ホストファミリーは異なりましたが、同様の素晴らしい経験をさせていただいたと思います。今回の経験で得ることができた知識、広げることが出来た視野を、今後の生活や、将来を考える際に活かしていきたいと思います。2 つのチームに分かれ、イスラム系の家庭、中華系の家庭にお邪魔し、2泊3 日のホームステイを行いました。