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概要

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39杭州イオンでの成果報告会を終えた後、8 月6日に上海を訪問しました。同じ国であっても、研修先の杭州と世界の中心ともいえる上海とでは全く異なっていて楽しい訪問でした。杭州・上海間の移動、上海の特色、訪問の感想について以下で報告させていただきます。はじめに移動手段についてです。杭州から上海へは高速鉄道を利用しました。日本の新幹線にほぼ等しいです。杭州東駅から上海虹橋駅間を90 分で走行します。最高時速は300 ㎞超です。日本の新幹線よりも速く走ります。車内は日本とさほど変わらず快適でした。ここでも中国の発展のスピードを感じられました。同時に、日本も追い越されている部分がたくさんあるので見習っていかなければならないと痛感しました。上海市内の移動では、地下鉄を利用しました。地下鉄が張り巡らされていてかつ分かりやすい表記なのでほとんど迷うことなく乗車、乗り換えができました。次に杭州と比較した上海の特色についてです。特色は何といっても「国際色豊かである」ということであると思います。杭州では英語は全くと言っていいほど通じませんでした。しかし、上海に出た途端、英語やそのほかの言語があちこちで飛び交っていました。街の案内等はもちろん、英語を話せる現地の方々が多くいました。今の日本は2 年後にオリンピックを控えています。東京も上海のように英語圏の方が支障なく過ごせる街になればよいなと思います。最後に訪問の感想です。私たちは東方明珠塔、豫園などを訪れました。東方明珠塔はアジアで1 番、世界では3 番目に高いテレビ塔です。右上の写真はテレビ塔をバックに撮りました。周辺には球体、洋風、上層部に空洞があるなど、ユニークな形の高層ビルが立ち並んでいました。華やかなものが好きという中国の方々の国民性、国際的な土地であるということが感じられました。豫園は中国を感じられるとても美しい庭園です。最寄駅からの道も壮大な建物が連なっていて楽しいものでした。広大な敷地の中に優雅な庭園がありました。私たち日本人のみならず、欧米の方々からも人気の観光地だそうです。様々な国の方々が足を運んでいました。たった2 つの都市しか訪問していませんが、それぞれの都市で全く違うということがわかりました。日本よりも人口が多く、土地も広大な中国は、ひとまとめに「中国」というのではなく、都市単位で考えていくべきだと思います。様々なことを考えるきっかけになる、有意義な上海訪問でした。上平帆香上海訪問