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概要

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34 教員立案型体験レポート海洋環境学科 4年 山内 史明 私は中国東北部に位置する黒龍江省にあるハルビン商業大学へ留学しました。今回の留学を経験させて頂き最も印象的だったのは、お世話になった大学の学生のフレンドリーさでした。中国語が全く話せない私に対して、積極的にコミュニケーションを図ろうとしてくれました。日本にいると、中国に対して良いイメージばかりではありませんでしたが、日本人だからといって差別を受けるようなことは全くありませんでした。 私が訪れたハルビン市のセンター街はロシアに近い雰囲気の街並みで、人々の活気で賑わっています。平日は化学系の授業や実験の見学をして、海外の学生の勉強に対する姿勢を目の当たりにすることができました。休日は積極的に外に出て、日本には無いスケールの建物等を見て回り、海外の文化を感じていました。また今回私が参加した担当教員立案型のプログラムは、先生と話し合ってカリキュラムを決めるので、自分でプログラムを考えたい方にはお勧めだと思います。海洋環境学科 4年 志方 昌美 私は中国を訪問するまで、中国人の性格は社交的で明るいということを知りませんでした。また、中国人は良くも悪くも自由だと知り、そんな中国の人に私はとても親しみを持ちました。 一か月という短い期間でしたが、私は多くの経験と発見をすることができました。この留学は双方の大学の先生方が忙しい中、私たちのために惜しみない協力をしていただいたおかげで実現することができました。三人の先生方を始め、この留学でお世話になった方々に私は非常に感謝しています。後悔したことは、私が中国語を話せないまま留学したことでした。留学自体早急に決まり、一か月という短期だったため、私は何かを身につけるよりも、何でも多くを経験しようと考えていましたが、もう少し中国語を話せていたら、より他の学生と交流でき、さらに多くの発見ができたと思います。 私は英語が苦手ですが、中国語と比較すると「英語の方がよっぽど簡単」と思うことができました。この一か月の経験で自分自身成長できたと思います。海洋環境学科 4年 金子 透 海外派遣キャリア演習に参加したことで様々な人と接し、コミュニケーション能力を磨くことができました。中国人だけでなく、ハルビン商業大学に留学に来ていたロシア人とも交流することができ、中国語も英語も十分に話せなくても少ない単語とボディランゲージで意思の疎通をすることができるということを学びました。しかし、それと同時に自身の語学力の低さを痛感し、コミュニケーション手段としての英語の必要性を改めて感じました。 海外へ行くのは初めてだったため、外国人という立場になったことが新鮮であり、日本に来る外国人の苦労や大変さがわかったような気がしました。日本以外の国で生活し実際に見て感じることで、その国の良さだけではなく、日本の良さというものを改めて知ることができました。 今回の海外派遣プログラムでは、国内では体験できないようなとても貴重な経験ができ、その中で多くの人のお世話になり助けていただきました。この経験を今後に活かせるように、努力していかなければと思っています。食品生産科学科 4年 岡崎 樂 本演習は自分にとって大変実りのあるものでした。いつも家でダラダラし、近所にすら出かけたがらない自分が「単身で海外に渡航する」には大変な勇気が必要でした。指導教員の大迫一史先生に「短期でも、絶対プラスにしかならないからいってこい」と言われ、渡航を決心しました。もともと日本にでさえ友達が少ない自分が、現地でまさか友達ができるとは思ってもいないことでした。そもそも英語も中国語もままならない自分が、コミュニケーションをとれるかが心配でした。しかし、現地の学生、先生方にはとても優しく接して頂き、なんとかカタコトの英語(中国語は挨拶程度)で会話をすることができました。「自分が動けば、周囲、世界への見え方は変わるのだな」と思いました。単身での渡航、留学は自らを大きく成長させてくれるものです。また機会があれば、短期長期にかかわらず、積極的に海外へ渡航し、自らの視野をさらに広げていきたいと思います。派遣先 中国  集美大学 派遣先 中国  ハルビン商業大学