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概要

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33教員立案型 体験レポート海洋政策文化学科 4年 岸野 美奈 この度「海外派遣キャリア演習教員立案型」を通し、タイの大手水産関連会社“タイユニオンフィードミル”にて一か月間の調査・研究をする機会を得ました。最初は“タイユニオンフィードミル”の情報もほとんどなく、一人で一か月もやっていけるのかと不安でいっぱいでしたが、実際に行ってみると、社員の皆さんはとても温かく、あっという間に過ぎ去った一か月でした。特に窓口担当者のDr.Supis(女性)は海外留学経験もあったため、海外での過ごし方・女性の働き方・キャリア形成・日本とタイの水産分野における比較など、今私が一番不安に思っていること、知りたいことを、納得するまで毎日のよう議題に挙げてくれ、語り合い、母親のように接してくれました。 日本だと、まだ出産を機に退職する方が多く見られますが、タイでは「男女雇用機会均等」が当たり前です。もちろんタイの社会構造的にメイドさんがいたり、両親と同居するパターンが多かったりしますが、私にとって女性リーダーがたくさんいるタイ社会はとても魅力的でした。これから大学院へと進学する予定ですが、タイ人の「マイベンライ=大丈夫、気楽にいこう」精神を見習って、飛躍できるように頑張りたいと思います。最後に、このような機会を与えてくださった馬場治教授、小松俊明特任教授、そしていつも支えてくれた家族に、心から感謝を申し上げます。食品生産科学科 4年 野本 祥世 私はタイのカセサート大学に3週間留学しました。現地では、担当の先生の指示でたんぱく質の実験を行いました。実験の内容自体が私の日本での研究と関わりがあまりなく、初めて行う実験でした。それに加えて、現地の大学院生に英語で教えてもらいながら実験をしたため、初めは上手く英語を聞き取ったり、話したりすることが出来ず、とても大変でした。しかし、現地の学生さんたちがとても親切で、わかるまで説明してくれたり、実際に一緒に実験をしてくれたりしてとても助かりました。また、放課後や土日はご飯に連れて行ってくれたり、買い物や観光につきあってくれたりしたため、とても有意義な3週間を過ごすことが出来ました。この3週間のなかで、文化や言語の違う人々と交流するコミュニケーション能力を以前よりは身につけることができ、躊躇しないで英語で話しかけることが出来るようになったことが大きな成果ではないかと思います。食品生産科学科 4年 廣川 絵梨 私は海外派遣キャリア演習の一環として、3週間タイへ行きました。タイでは食品工場やバンコクのチュラロンコン大学の講義に参加させてもらい、食品製造現場における取り扱いや衛生管理について学ぶことができました。また、現地で実験をさせてもらったことや、チュラロンコン大学での講義や工場見学といった予定が入っていなかった休日に現地でできた友人と一緒に買い物や観光に行ったことで、英語によるコミュニケーションの重要さや、仮に英語でうまく表現できない時も積極的にコミュニケーションをとりにいくことで交流できるということが実感できました。今回のタイにおける海外派遣キャリア演習では、先生方をはじめとして、研究室やチュラロンコン大学、グローバル人材育成推進室の方々には大変お世話になりました。今回の海外派遣キャリア演習で学んだことを今後の研究や生活に活かしていきたいと思います。派遣先タイ 派遣先タイ  カセサート大学タイユニオンフィードミル