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概要

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32 教員立案型体験レポート食品生産科学科 4年 高橋 迪子 私はこの冬、タイでまたとない経験をしました。全てが新鮮で、濃密な3週間でした。 派遣の主な目的は、私の研究テーマである水産食品や環境水中におけるウイルス検出実験の遂行、そして工場見学や研究のディスカッション等を通して、見聞を広めることでした。 バンコクで起こった反政府デモの影響で、チュラロンコン大学での実験はできなくなってしまいましたが、食品メーカーの研究所をお借りして実験することができました。研究所の方々のサポートのおかげで、不自由なく実験することができました。 また、食肉加工、飲料、菓子、調味料…様々な食品工場を見学できました。観光ツアーのような日本の工場見学とは異なり、一次加工から最終梱包まで見ることができました。 この機会を与えてくださった先生や先輩方、一緒に過ごした2人、タイでの生活を支えてくださった全ての方に心から感謝しています。食品生産科学科 4年 岩川愛 海外派遣キャリア演習の一環として、タイのチュラロンコン大学に3週間の短期留学を行いました。滞在期間中は、所属している食品微生物学研究室と交流のある食肉加工工場の研究室で研究を行っていました。研究テーマが現地学生との共同研究であったため、毎日研究内容について話し合い、実験を進めていきました。また、大学には週に1回、食品工場見学を行う授業があり、私も参加させて頂きました。見学した工場には日系企業もあり、スタッフの方に英語での案内もして頂き、非常に興味深く、充実していました。 研究に行く日はチュラロンコン大学の学生が毎日付き添ってくれ、土日もバンコクの案内をして頂きました。食肉加工工場のスタッフの方もランチ等に連れて行って下さり、タイで出会う人は、皆非常に親切で優しく、研究面だけでなく、生活面も充実した滞在となりました。 今回、海外派遣キャリア演習事業に参加でき、このような貴重な経験をすることができたことは、学生生活において非常に大きな糧となりました。多くの方の協力のもとに、こうした経験をさせて頂けたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。食品生産科学科 4年 中川 樹里 私はタイのチュラロンコン大学Food Technology学科に26日間留学しました。平日は4年生が研究発表を行うゼミへの出席や、フィルムについての実験・分析方法の学習、自身の研究についての発表、学外研究施設兼食品工場での見学・飲料水製造実習などを行いました。休日はタイの学生の案内のもと、買い物やアユタヤ観光などを楽しみました。しかしながら、本プログラムでの留学が決まるまでは、自分には留学など無理だと思っていました。それは、私が非常に引っ込み思案なうえ、英語が苦手だからです。実際、タイでは英語での会話に不自由な思いをしましたが、困ったときは先生や学生が快く助けてくださり何の問題もありませんでした。また、気軽に連絡を取り合える外国人の友達ができ、短期間の留学でしたが非常に大きなものを得ることができました。本プログラムを通して、少しだけ自分に自信が持てるようになったのと同時に、挑戦することで大きなチャンスを掴めることや、今まで気づかなかった視点や発見があることを学びました。派遣先 タイ  チュラロンコン大学