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概要

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27海外探検隊 シンガポール海外探検隊 タイ〈Dグループ〉教員立案型 体験レポートクラビ漁業研究開発センタータイ政府機関(DOF)の付属研究センター■ グルーバーの養殖、個体調査■ アネモネフィッシュの新種開発■ 養殖魚の病気や抗生物質残留量の調査■ 養殖池の水質検査および環境評価海外派遣を通して、日本を外から見る視点を得ることができました 海外派遣を通して、私は日本を外から見る視点を得ることができました。 現地では出会った方々が皆、私達を心から温かく迎えてくれ、その心の広さにとても驚かされました。また、大学生と交流したときは、一人一人が自分の個性を皆の前で堂々と主張していたことに驚きを覚えました。自分の意見をはっきり言わず、全員が同じであることを良しとするような日本人の国民性が、タイに居た私にはなんだが特異なものに見えました。そして自分自身もまた、日本人の特異性を持つ人間であることを痛感させられました。 タイの空気に自分が思っていた以上に馴染んでいた私は、日本に帰国して数週間ほど、学校の講義、友達、電車からの景色、あらゆるものが異質なものに見えました。今となっては、この違和感もなくなりましたが、外の世界の視点から日本を見ることができたこの違和感、感覚を決して忘れないようにしたいと思います。食品生産科学科 3年 板倉 もね現地の方の心の広さにとても驚かされた 自分に起きた変化は、帰国後もグローバルの意味を探し続けていることです。私は、“とりあえず海外に行って仕事をしている人=グローバル人材”だと考えていました。 しかし、実際に自分が海外の企業で研修してみてひしひしと感じたのは、ワークスタイルの違いでした。タイ人は仕事中でもパーティーをしたり、買い物に出かけて2時間帰ってこなかったりと、こんな仕事の仕方って許されるの!?といったことは日常茶飯事です。だからといって、日本流のやり方をあちらに押し付けることは出来ません。タイのペースにならなくては、仕事にならないのです。なるほど、“グローバル人材とは現地にとけ込むことの出来る人なんだ!”、と思いました。 帰国後もその考えは変わりませんが、一つの国に行っただけでグローバルと言うのは違うなと感じる様になったのです。もっと沢山の違う国で、様々な経験を積むことが必要だなと感じています。食品生産科学科 3年 河野 早記海外で働いて感じたのは、ワークスタイルの違い