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概要

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23海外探検隊 シンガポール海外探検隊 タイ〈Bグループ〉教員立案型 体験レポートタイで最も歴史のある最高学府■ 食品学部のインターナショナルプログラムの一環として参加■ タイ伝統料理トムヤンクンやグリーンカレーなどの調理■ ペットボトル飲料水の製造過程見学■ 伝統的な稲作体験   ■ 植林活動チュラロンコン大学この研修で自分のベクトルの向きが百八十度変わりました。 私はタイ日東製網に二週間の間、お世話になりました。一か月のちょうど半分、長いように感じられますが、あっという間でした。 具体的に何をしなさいと言われたわけではありません。だから、自分で何をやるのか、何を学ぶのか、すべて自分で考えなければなりませんでした。私もバイトの経験はありますが、何も指示を仰がない状態というのは、とても不安なものでした。しかし、それは杞憂に終わりました。指示が飛んでこないので、私が見よう見まねで機械をいじくっていると従業員の方々が笑いながら近づいてきました。英語も通じず、タイ語もしゃべれませんが、コミュニケーションがとれる、かえって日本語を話せるタイ人の方が誤解しやすいことがわかり、可笑しな経験でした。 私は今でも、グローバルな人材とは何かについてよく考えます。今の自分がグローバルな人材だと到底思えませんが、この研修のことを思い出すたびに、自分のベクトルの向きが百八十度変わったことだけは確かだと思います。海洋政策文化学科 4年 児玉 良平すべて自分で考えなければなりませんでした 私は、チュラロンコン大学の食品テクノロジー学部にお世話になり、タイ人の学部生だけではなく院生、その他にインドネシアやフィリピンから来た院生と関わる機会がありました。 そのような学生達と話していて一番見習いたいと思ったことは、自分の国のことや専門分野の話をかみ砕いて英語で話せているということです。例えばインドネシアから来た学生は宗教のことについて詳しく話してくれました。私にとって今受けている授業の内容を話すのは日本語でも難しいと思うのに、英語で話せる人を間近に見て、様々な人に伝えたいという意識の差を体感することが出来ました。また、もちろん英語を使いこなせるようにするのも大事ですけれども、もっと様々な分野において自分の国のことを知らなければいけないと感じました。 以上のことから、自分のことや考えをどのような人にも伝えられるように意識し続けていくことの大切さを痛感させられました。海洋環境学科 3年 齊藤 沙知各国の学生達と話して見習いたいと思ったことチュラロンコン大学(後半2週間)タイで最も古い歴史を持つ大学で、日本でいう東大のような大学です。私たちは、食品テクノロジー学部の先生達と院生や留学生の方にお世話になりました。【演習内容】◎学生実験への参加・大学の研究所兼食品工場でのタイソーセージやコーンミルク作り◎大学主催の伝統的な田植えイベントへの参加◎料理教室・市場見学◎先生方へ「タイと日本での食品流通に関する違い」のプレゼンテーション学生実験は私と同い年の人ばかりでしたが、事前に配られていた実験の手順は英語で書かれていて先生からの説明も大方英語で行われており、英語への取り組みの本気度を感じました。また正直、食品流通に関して何も知識が無かった状態から、実際に市場などに行って得た情報を用いて考察した内容を英語でタイの先生方へプレゼンしたことは、自信になっています。