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概要

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15海外探検隊 シンガポール海洋政策文化学科 3年齋藤 みずき1か月という非常に長い期間、ほぼ学生のみで海外に滞在することに、最初は大きな不安がありました。問題なく演習を終えられたのは、メンバーどうしのコミュニケーションを充実させ、常に相談しながら物事を進めたからだと感じます。適切に役割分担のされたチームワークは素晴らしい結果を生み出す、ということも学びました。“語学力や海外経験よりも、ちゃんとしたコミュニケーションをとれるかどうか”がはるかに重要です。担当企業であるゼニライトブイの市場調査の為、ウビン島周辺のブイの使用状況を調べることが目的でした。しかし、観測機器の不備や観測地の環境条件のためブイを観測することが困難であったため、船舶の通行量を調査・記録し、間接的にブイの需要を割り出すことにしました。ビデオカメラによる定点観測と船の種類の記録を行い、結果をグラフにあらわし、島の南北それぞれの水路の船舶航行頻度を比較しました。結果、船舶の種類、進行方向、時間帯に若干の傾向が見られました。またその原因を、水路誌や地図、シンガポール港の資料を基に推察しました。“語学力や海外経験よりも、ちゃんとしたコミュニケーションをとれるかどうか”がはるかに重要ですね。シンガポール探検隊企業訪問レポート日本商工会議所シンガポール探検隊としての活動初日、まず最初に訪問したのはシンガポール日本商工会議所。シンガポールで活躍する日本企業の事業活動について、詳しく教えて頂きました。海外で活躍する多くの日本人の存在を知り、学生達は将来自分も!という気分になってきました。目が輝き、顔は引き締まってきました。シンガポールを楽しもう!【自己紹介】☆2003年~2007年にかけてドイツ・ベルリンに在住。現地 校通学の結果ドイツ語を習得、海外や語学に興味をもつ ようになる☆その他高校在学中の2008年にアメリカ・ハワイでの科学 研修(1週間)に参加☆大学ではESS(英語ディベートサークル)に所属、週1回 の練習に参加し、「語学」というよりはいかにして「自分の 考えを効果的に伝える」か、の習得を目指す。2013年秋 には大学対抗大会にも出場☆座学より演習を好み、海外演習だけでなく学内の多くの実 習に積極的に参加(例:水圏環境コミュニケーション学実 習など)☆ヨーロッパでの海外経験しかないため、現在成長段階にある アジアに滞在し、比較材料を得ること、および美味しいアジ ア料理を食べるため海外キャリア演習参加を決意する。思い出の場所■お世話になった方のあいさつも兼ねて、その方の自宅を訪問しました。結婚しムスリムに改宗しているその方のご厚意で、マレー正月のおまつりである“ハリラヤ”に招待いただきました。マレー正月では皆が民族衣装に身を包み、家族で連れ立って親戚の家を訪問します。家々はそれを迎え入れるため戸口を解放しておきます。ハリラヤのごちそうをいただき、その家のご家族と話をすることができました。文化や風習の違いをリアルに体感する機会を得られるのもこの演習の醍醐味ですね。■ 8月9日は現地の独立記念日にあたり、記念セレモニーや花火などの催しのため多くの観客が街に詰めかけます。当日夜はまるで日本の花火大会かそれ以上の人出で、国旗をさげた戦闘機が上空を通過し、演習を披露していました。また夜には大きな花火があがり、川沿いのレストラン街は満員で、美しい夜景を楽しむことができました。通常の旅行では味わえない貴重な一日をすごすことができました。Project Leaderウビン島ウビン島ウビン島