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北太平洋漁業委員会

NPFC国際会議開催に探検隊OB,OGがボランティアとして参加(2015.9.3)

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海洋政策文化学科 4年 松岡真次

9月3日、北太平洋漁業委員会(NPFC)の会議が東京海洋大学で行われ、ボランティアとして準備を含め6日間会議に参加させていただいた。仕事内容は、会議の配布資料の印刷や会場の設置等である。仕事が無い時は会議を聴講していた。会議では、NPFCに参加している国々が自国の主張をし、譲らないとこもありながらもお互いに意見をすり合わせる様子や、誤解の無いように充分に確認し、一字一句、間違えた捉え方がされないよう議案に対して訂正していく様子を間近で見る事が出来、貴重な体験となった。

 魚介類は海の中に存在し、その数を正確に把握する事が出来ない。だからこそ、各国の経済の思惑に左右されやすく、容易には資源管理を行えない。しかし、これから人間が生きていくうえで、持続的な水産資源の利用というのは欠かせなくなる。今回議会を聴講し、水産資源は有限であるという事を各国がもっと自覚し、行動しなければ行けないと思った。また、資源管理を国の代表だけに任せるのだけではなく、日頃資源を消費している私達も水産資源は有限である事を自覚しないといけないと思う。


海洋政策文化学科 3年 佐藤 春奈

このボランティアへの参加を決めたのは、国際会議とはどのようなものか一度見てみたかったこと、さらに、北太平洋でのサンマの漁獲問題について関心があったからです。漁業管理や制度という面では私の所属している学科と深く関わりがあったので、勉強になればと思いお手伝いさせていただきました。この活動を通して思ったのは、「会議をつくる」ということがいかに大変であるかということです。飲料水の運搬からネームタグの制作、資料の印刷まで、限られた時間の中で様々なことをこなしていかなければならず、緊張感がありました。また、各国の代表がそれぞれの国の立場を尊重しながら話をしていて、それがいかに大切かを知りました。私がこの会議に関わったのは短い期間でしたが、それでも国際会議の一部を知ることができたのは自分にとって貴重で大きな経験でした。これを基に、自分の専攻への見地をより深められたらと思います。


海洋生物資源学科 3年 川村 恭子

「NPFCの国際会議の本会議前の数日間、ボランティアとして開催までの準備に参加しました。また、本会議において、太平洋の漁獲に関わる世界各国がつど い、熱い論議が繰り広げられている現場を見るのは非常に感動的でした。それぞれの国が国を背負い、主張し、妥協し、ひとつにまとめられていく。これがテレ ビで見るような国際会議なのかと身をもって体験しました。

会議の準備の段階では、書類の配布や印刷がメインの内容でしたが、当日は参加者の皆さんからの、日本に来たので休みの日にここへ行きたい、自然に 触れるおすすめの場所はどこかなど、会議の時とは全く異なった雰囲気の質問を私達が対応させていただき非常に楽しい体験でした。大学にいる間にこのような 世界が動く現場に立ち会うことができ、すばらしい経験ができたと感じています。」 

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