ブックタイトルkaigaitankentai_3
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kaigaitankentai_3
31海外探検隊シンガポールシンガポール プログラム富士ゼロックスプロジェクトでは、アンケート調査およびプレゼンテーションを実施しました。アンケート調査では、シンガポール人と日本人の幅広い世代に、新聞や雑誌などの現在ある印刷物がデジタル型(インターネットなど)と従来型(紙のタイプ)とどちらが好まれているかを調べました。その集計結果に基づき、デジタル型・従来型どちらにも利点があるため、その利点を活かすことが重要だという結論に至りました。さらに、その結論に従い、私たち自身でデジタル型と従来型の利点を合わせた新しい印刷市場を考え出しました。アンケートは回答者に真意が伝わりにくくなってしまい苦戦しましたが、最終的にはアイデアを生み出すこともできました。( 佐藤穂乃香)シンガポールと日本でアンケート調査を行いそこから新たな印刷市場のアイディアを提案富士ゼロックスから与えられた課題は「新しい印刷市場を見つけること」でした。インターネットやスマートフォンのアプリが普及する中、紙ならではの新たな印刷市場をアンケート調査しました。プロジェクト 新しい印刷市場を見つけよう富士ゼロックス若いころに海外に行くのは、特別な意味があると思います。私が初めて海外に行ったのは23歳のときで、日本に帰ってから一月くらい際限なくいろんなことを考えて、足が地面にちゃんと着いていないような、妙な感覚にさいなまれていた事を、20年以上経った今でも鮮明に覚えています。19歳、20歳であられる探検隊の皆さんが今、感じられているインパクトは私の想像の及ばないようなものであるのかもしれませんが、いろんなことを考えておられるのだとすれば、それはまったく正常なことなのでご心配なく。考えてしまう時はちゃんと向き合って時間を掛けて考える必要が有るのだと思います。若いころの体験は貴重ですが、実際のところ人生は、ちょっとしたあれこれによって変えられてしまうほど、そんな薄氷を踏むような不安定なものではなく、案外大筋が決まっていて、今に至る道筋はなるべくしてこうなったのかな、などと考えています。人生の岐路にあって自分はどんな奴なのか、というのをしっかり認識すると話が早いので、色々とラクできると思います。往々にして「そうであって欲しい自分」とは大きく乖離しているので、自分の姿を認識するのは決して愉快な作業ではありませんが。それでは、また皆さんにお会いできる機会を楽しみにしています。Temasek Polytechnic 水産研究者 宮田雅人氏課題に挑戦