ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

kaigaitankentai_11

12私たちは、香港大学から2 名、東京海洋大学から2名の計4名で香港ヤクルトにて、研修を行いました。ヤクルトの製造から販売まで広範囲にわたり社員の方々に同行し、たくさんのことを学ばせていただきました。1 日目は短い時間でしたが、ヤクルトの歴史をビデオで学び、また香港にはLT という食物繊維を含み、低カロリーの種類があると説明を受け、実際に頂きました。通常のヤクルトと成分が異なるにもかかわらず、味に変化を感じず、おいしかったです。その後、初日ということで、まずは見学者用のコースから工場を見学させていただきました。そして2 日目は1 日かけて一般の見学者は入ることのできない工場内を案内していただきました。完全防備の白衣とマスクに身を包み、数々の消毒を経てようやく工場内への入場が許されます。製造過程はすべて広東語にて説明を受けたのですが、残念ながら私たち日本人は理解することができないので、香港大学の学生に英語に翻訳してもらって理解することができました。3 日目は前半がマーケティング、後半が広報の研修を行いました。マーケティングでは実際にヤクルトが販売されている店舗に赴き、販売コーナーでの知られざる工夫などを聞いたりしました。また、人気ドリンクショップとコラボ商品をつくるという日本には無い戦略を立てていることを知りました。(ミックスフルーツヤクルトジュースを頂きましたがとても美味でした)広報課の研修では各国のヤクルトのCM を拝見しました。それぞれの国の特徴を反映しているように感じました。4 日目は配送課に同行しました。そこでみたのは顧客(店舗)との良好な関係でした。商売は客がいてこそ成立するということを再確認できました。5 日目は私たちが感想や提案を述べるという機会を設けていただきました。日本人は日本語、香港人は広東語でそれぞれ発表しました。インプットだけでなくアウトプットすることができ、貴重な時間となりました。5 日間の研修を経て、商売とは何かを学ぶことができたうえに、自分が社会人になるにはまだとても未熟だと気付くことができました。非常にいい体験をできたと思っております。小林康輔香港ヤクルト